私はかれこれ４０年くらいヨガを続けています
ヨガの呼吸法で人生劇的に良い方にシフト出来た
唯一の方法があります！
それはなにかというと
深呼吸を止めたからです
私はヨガ指導者ですが、
自身が過去に３つもの癌に罹り、
自身のひらめきと古代ヨガ（クリヤヨガ）の叡智で
癌を完治した経験があります
その最大の治癒をもたらした一つが
ヨガの呼吸法でした
今回はその癌を完治した話ではなく、
現在も満身創痍で体のあちこちに爆弾を
抱えながらも毎日・３６５日・２４時間
ヨギの一生を謳歌できるのもその呼吸法のおかげです
「ヨガの呼吸が連れてきてくれた幸運」
「良い靴が良い場所へ連れていってくれる」
というイタリアのことわざは日本ではあまり知られていないのですが、
それとおなじに普段、何気に行ってしまう「深呼吸」が実は体に非常に悪いと知ったのはクリヤヨガに出会ってからでした
さかのぼること３０年前の魔夏、
逗子海岸の海上で当時、
プロウィンドサーファー日本代表だった私は、
午前中から夏特有の軽い風「サマーブリーズ」に吹かれながら、
まるで歌手の角松敏生さんの曲のPVさながらに
優雅に海の波と風をプレーニング（ウィンドサーフィンが順風で滑走する事の意味）していました
午後を回り、海には相当な大勢のウィンドサーフィンに講じる人が増えていました
私も辺りを気にしながら練習に精を出していた矢先、
私の前方に居た男性ウィンドサーファーが激しく海に沈（ボードから落ちるの意味）しました
直前過ぎたので私は最早、どの方向にも逃げれる見込みもないと瞬時に反応
本能とこれまでウィンドサーフィンで
ありとあらゆる世界の海の風と波を知り尽くした経験から、
ボードの後部のテイルと呼ばれる部分を急激に海に沈めるテイルシンク・ジャイブという方向転換をしました
その瞬間
な
な
なんと
大量の割り箸を勢いよく折った様な鈍くて鋭い音がしたのです
沈をしていた男性と衝突する事はありませんでしたが
私の足は無事ではありませんでした
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ボードの装具のストラップに入れた右足を、
とっさの判断が故に、足の向きを無視し、
逆に荷重してしまったのでした
混雑する海の上で、
片手でボードを押さえながら
相手を怪我させることはありませんでしたが、
どうする事も出来ない怒りの感情で一杯になり
いわばパニック状態になりました
その後、自分のウィンドサーフィンに乗ろうと右足をボードに掛け、
水中からテイクオフする乗り方の「ウォーター・スタート」を
何度も試みましたが無理でした
そのまま岸まで流れ着き、
付近にいた友人のウィンドサーファー達が
車で病院まで連れて行ってくれました
診断の結果、全治１２ヶ月の大怪我でした
怪我の症名は「前十字靭帯断裂」でした
そのまま入院になったのはいうまでもありません
入院後、
数日経ち、
気持ちも多少和らいで来た兆しがありました
担当の医師からくわしい今後の事を
どうするかよく考えるように言われました
今後とは、
・負傷した右膝を手術をするのか
・自然治癒に委ねるのか
・上記のどちらを選んでも
・厳しいリハビリは覚悟するように
・最悪、生涯ウィンドサーフィンが出来なくなる可能性もゼロではないという事
・障害者になる可能性があるという事
・半身不随になる可能性があるという事
上記は、担当医師から告げられた内容です
私は間髪を入れずに、
こう答えました
先生、
リハビリはきちんとします
その上で数ヶ月後に再びプロウィンドサーファーとして
必ず復帰をしてみせます！
なので、手術はしません
こう見えても私は、
親から授かった五体満足な大事な体を
これまで一度も入れ墨はおろかピアスの穴すら
開けたことはありません
そう決心した途端、
私は大きく深呼吸をしていました
その後、退院してからずいぶんと日にちが経ち気づいた事があるのですが、
深呼吸の後には必ずと言ってほど何故だか患部の付近が痛くなる事に気づいたのです
深呼吸はなぜ悪いのか
・くち呼吸になる
・ほこりや生物化学兵器を吸い込み易くなる
・血圧が急上昇する
・心臓への負荷が高い
・心身の沈殿物除去にならない
・解毒、浄化能力が落ちる
などなど挙げればいくらでも弊害があることが分かると思います
ですの、深呼吸をするのは止めました
その後、世界中を旅し、
ありとあらゆる呼吸に関する古代からの教えに巡り合うことも叶いました
ロドス島のカメイロスと呼ばれる小高い丘で瞑想をしていた時、
呼吸を通じて古代に地球に舞い降りた神々のオラクル（神託）を
得る機会にも恵まれました
❝初めに風が吹いた
神意の風と呼ばれる風が吹いた
その風を求めて古（いにしえ）より
多くの先猊者や求道者が道を作った
その道こそ
吾が求める道であった
答えはいつでも
吹く風 “ルアハ” の中にあるのだから...❞
※ルアハ：古代ヘブル語で「神の息吹」の意味
あれから２０有余年。
私は無意識であっても深呼吸をする事はなくなりました
呼気吸気の漢字の如く、
呼吸は呼気から始めるのが本来の呼吸です
呼吸とは、
神が授けてくれた「神威（神意）」
そのものなのだから…
最後までご覧くださり
ありがとうございます
亀井さちお
